D・I・Y
いや~それにしても天気が悪いですね。今年はちょっとヒドいですなぁ。晴れてると思って入庫しているバイクを外に出したとたんゲリラ豪雨くらって濡れたバイク拭き上げてる最中にもうすっかりピーカンだったり訳が分かりません。営業妨害もイイトコですマッタク。ツーリング中とかにはちょっと食らいたくないモンですな。...
View Article確認のススメ
新規でお預りした車両は不安要素がいろいろ。 基本的なチェーン駆動のモーターサイクルの多くは①前輪の軸 ②クランクシャフトの軸 ③ギアシャフト・スプロケットの軸 ④後輪の軸 と4本のシャフトによって構成されていますが②③のようなエンジン内部の軸に関しては一度開けてみない事にはしっかりしているかの確認が出来ません。...
View Article6T
みんな大好きリジッド6T。右側スモールベアリングでバビットメタルのクランク。お待ちかねだった内燃機加工が終わってクランクやシリンダーが戻って来たので一気に組む。カムは3134と3325が入っていてカムギアーは1KEYタイプ。いずれも程度が良く再使用出来た。52年。エンジンスプロケットがダンパーのタイプ。組む段取りが完璧に出来ていたので特につまずく事無く一気に完成。途中の画像は撮り忘れて無し。...
View Article味出まくり
いい味出てるこちらの70年TR6、12年前に当店で販売した車両です。エナメル系の塗料だと経年変化でこうなるようです。最初はツヤも有りまぁまぁキレイ目だったと記憶しております。鋳鉄シリンダーは最初は黒でペイントされていたのですが乗り過ぎでもはや枯れ枯れ~の枯れまくりです。なかなか出せない味ですなぁ。腰上は販売時に組んでから一度も開けてませんがまだまだ調子良く稼働中。もちろんメタフォームガスケットを発売...
View Article1955 T110
55年は鉄ヘッド期のワンテン。同年代の6Tと酷似しておりますがエアスクープ付き8インチ片ハブはこの当時フラッグシップモデルであったこのT110とT100のみに装着されており他のモデルには7インチが標準装備。...
View Articleお知らせ&業務連絡
RIOT 3rdのフライヤーが届きました。今年も晴れるとイイですね。 で、業務連絡。下記の商品に心当たりがある方は入荷しておりますのでご都合宜しい時にご来店下さい。
View Articleアンチまやかしポンプ
今年は何だかエンジンのO/H依頼を沢山頂きちょっとテンパり気味だったのですがボチボチ落ち着いてきましたのでこの隙に放置プレーだったYさんの68ボンネに掛ります。6年ぐらい前に結構真面目にエンジンO/Hしてノーマルで組んだ車体なんですがその後FCRでゴッキンゴキンにされて最終的にベルトドライブ、クラッチダンパー、ミッション全てが御臨終しました。クランクシャフト左側からも妙な異音が出てます。...
View Article幅が重要
何故ゆえにこんな事になっているのだろうか?ボルトを外し自作のオフセットステーを外すととネジ穴はしっかりと生きているような感じ正規のボルトを入れてみたがネジ穴の状態は完璧。いや待てよと。ではなんでオフセットしてあったのか?通常4ガロンタンクの場合、ココの幅5”のハズだが5”5/8ある。何だコレ。...
View Article68年T120R
月曜日に入荷したばかりの68年ボンネビル。改華堂小川君に港まで代理で取りに行って頂きました。感謝。 一応FOR SALEではありますが各部一通り手を入れないとダメないわゆるベース車ですのでエンジン、電装関係はやり直しの方向。このまま機関のみ修理・登録して乗るも、お好みにフルレストアするもアナタ次第。ナンバーはマッチング。 いきなり別体ってのはチョット不安なアナタにお勧めの年式で御座います。
View Articleサビまくり
あるエンジンのプライマリーカバー内から摘出したパーツ群。サビまくりですがこんな事ぐらいでメゲていてはいけません。旧車には良くある事です。クラッチ盤とチェーン、ベアリング類はこのまま燃えないゴミとして捨てますのでどうって事御座いません。まだ使えると判断した部品はケミカルとブラストを駆使して復活させます。
View Article組む人のセンスが大事
ユニット650・750はEXカムのドライブ側エンドからタコの回転を取り出しますがそこの部分が破断。こりゃまた地味な箇所が欠けてますな。何故こんな箇所が壊れるのか?ドライブユニットを取り付ける際にやっちまったんでしょうか?60年代のEXカムのココはこういったパーツがハマっているだけなんで新品に入れ替えれば簡単に修復出来ます。ですが、カムに付着したオイルを拭いて良く見るとカム山は段減りしててアウトですな...
View Article何基準なのか?
ロッカーフィードパイプの新品を取ったら穴の径が小さくて入りませんでした。シャフト径3/8”に対し穴8mm。文句を言わず黙って加工します。ブツブツ・・・・・形はこんなで掴みようが無いので細心の注意を払いつつ拡大。カジったら持って行かれてお陀仏ですので。何を基準にパーツを作っているのやら。でもまぁ良くある事って言えばハイいつもこんな感じです。多分、どういうバイクの何処に装着するのかすら理解していない人た...
View Articleマイナー
事故車の修理で入庫のお問い合わせがあり保険屋から確認FAXが入ったのですがいやぁ~まだまだトライアンフって世間では知名度低いんですね。ブッ飛びましたwww15年くらい前に比べてだいぶメジャーな存在になったと勝手に思ってたんですが・・・マダマダですなぁ いや待てよ、コレはひょっとしてドライアンクってバイクが入庫するという予告なのか? だとしたら更にブッ飛ぶ
View Articleクアイフ投入
クランクシャフトが逝ってたYさんの68ボンネ、無事に修復されて組める段取りが整いましたので昨日クランクシャフトを収め、本日はピストン、シリンダーを組んでケースを車体に載せ、続いてギアボックスの作業を。シリンダーを組んだ時点で偶然Yさんが来店されましてそのニヤケ具合がヤヴァめで御座いました。過去に4速→5速にコンバート済みでしたが今回は以前から用意してあったクアイフの5速クロスギアーを投入。サクッと組...
View Articleタペット面の荒れ
トライアンフのタペット(リフター)には幾つかの種類がありますが60年代中期からのEX用にはフェイス面に小さい穴が加工されています。この穴はケースからEXタペットブロックにオイルが圧送されタペットのステム部の穴から入りタペット及びカムのフェイス面を潤滑するといった狙いなのですがこの穴をきっかけにトラブルが起こっている物も少なくないような感があります。タペットにオイルを送るこの方式は81年以降は廃止され...
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