車体にエンジンを積んだもののクランクシャフトを収めただけの仮組でしたのでインナーカバーを本組み致します。仮組時にイマイチだった各ギアの入りもあのパーツを交換したらシャキッと解消。な~るほどね。
液体パッキンを塗っていよいよ本組み。各ブッシュも全て交換、内径調整済み。矢印の箇所はクラックが入っていましたがここも修正済み。
液体パッキンは必要な分だけうっすらと塗りネジ穴には極力入れないように心掛けましょう。
面が出ていれば塗りたくる必要は無いのです。逆に面が出ていなければいくらベタベタ塗ろうが漏れちゃいますよ。
インナーカバーは4本のスクリューを締めるだけなのですがアウターカバーも一度取り付けて全てのスクリューを締める事によりインナーカバーがケースに密着します。ツイン系のギアボックスにも同じ事が言えますね。
カムプレートのカバープレートを2BAのスクリューで固定。フェルトワッシャー、キックスプリングを取り付けてここは取り敢えず終了。ここまでは卓上で横にして組んでそれから車体に載せた方が実はやり易かったと反省。
サイドポイントのカバーの様にクラッチケーブルの取付窓がこの時代には無いので予めケーブルを引っ掛けておきます。ホルソーで穴を開けるのも得策ではありますが今となってはレアなカバーなのでそうもいかない。