TRWその後ですがシリンダーを抜きました。OHVの様にリフターがバラバラと落ちてくるような事は無いです。
今回が初割りのようでピストンはstdの63mm。コンロッドはコイツもアルミ製。
サイドが真っ黒。オイルはだいぶ食っていたんではないでしょうか?サークリップがカーボンに埋もれてなかなか外れんかったとですよ。現在ボアゲージを仲間の業者に貸してあってまだ測定こそ出来ていませんがシリンダー内部に結構な段差がありますので要ボーリングです。
さすがにTRW用のエンジンスタンドなぞ無いので段ボールを引いての作業となった。大変ヤリ辛い。
もう既に外してしまったが点火はDKX2のデスビ。オルタネーターになってからの50年代5T,6Tなんかと同様かと思いきや1本カムであるが故、ドライブサイドから見た回転方向がアンチクロックワイズ。ほ~。中身の進角ユニットも別モンなんスね。勉強になります。サンププレートは正方形でここも他との互換性は無し。
おっとこんな所にリリーフバルブが。テルテイルが出て来る見慣れたアレです。
インナープライマリーケースがケースと一体化の為、リアエンジンハンガーの一番上のスタッドボルトがここの穴から抜くようになっている。反対側はタイミングサイドだからこちらから抜くのは妥当でしょうね。
こんな感じ。 てな具合でまだ続きます。