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Channel: GLADSTONE MOTORCYCLES
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バルタイ測定

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段取りの全て終わったA君の750エンジンを組みます。スプロケットは520に巾を詰めてOリングチェーンが普通に使用出来る様にします。ノンシールの強化チェーンの2倍以上は長持ちしますので後々安上がりって事になります。5速用は出ているのですが4速用が販売されていないようです。何で?
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集中して組みましたので途中の画像無しですが半日でここまで組みました。79年ですが右チェンジに変更。
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今回はEXカムをHOTな物に換えてますのでバルタイ測定。最初任意のキー位置で組んだ箇所から5度ずらすと理想値が出るようなのでカムギア上の線でも点でも無い位置に新たなポンチマークを追加、そこに組み換えます。
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ロブセンター104度といい数値が出ました。データーが全くないカムなのですがレースチューンを経験したことにより自在に組めるようになりました。ついでにIN側ノーマルカムも測定したのですがこんなタイミングだったとは...ノーマルなので特に今まで測定した事がなかったのですがアホか?と言う数値でした。
キックを軽くするためにオーバーラップを大きく取っていたり作用角の少ないEX側と組み合わせてトルクを出すようにとか色々考えがあってのこの数値だとは思うのですが今回はあえて換えてみました。
必ずや「効いてくる」と思います。
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OHVながらIN、EX別々にバルタイを変更出来るトライアンフツイン。
こんなエンジン他にはあまり無いですしチューニングとしては格好の題材です。

若いメカニック達、もっとレースに興味を持ち自分の創ったエンジンが一体どんな感じで回るのかをレース場など公の場でブツけてみましょう。必ずや得る物が有ると断言します。

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