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Channel: GLADSTONE MOTORCYCLES
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ステンマスター志向

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750系では定番のステンレスマスター、オリジナルでは鉄ボディーなので対策品という扱いになりますがブレーキフルードの汚れ方に圧倒的な差が出ます。この車両には10年前にホース関係も一新して装着した後2年おきの車検時にフルード入替えを行っていますが毎回毎回抜いたフルードがほとんど汚れておらんのです。
 
それに対して鉄のマスター装着車は最初のうちは良くても何年かするとフルードが茶色く濁ってくるようになります。コレは言うまでも無くシリンダー内部にサビが発生し始めておるのが原因で次第に機能も低下気味になりそのうち終了する前ぶれとも言えます。ブレーキフルードってヤツは吸水性があるのでやはり鉄をサビさせます。
 
現在、両方とも入手が可能ですので対策品を選ぶかあえてオリジナルのを選ぶかによって寿命の差には確実な違いが出ると感じますがアナタの行きつけのショップははたしてどちらを選択するのでしょうか。
ウチはステンレス製を推奨、寿命を重視します。反面、車体のボルト関係にステンレスを使うのは大嫌いです。イメージ 2
APの純正キャリパーも鋳鉄製ですのでこれも内部にサビが発生してフルードを汚す一因となりますが放置しなければマスターほど酷い事にはならないと思います。ですが放置されるとやはりコイツも厄介な事を引き起こしかねないので不動車を入手した際には必ずO/Hが必須となります。750の不動車は結構メンドクセーのです。

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