昨年の話になりますが過去の誰かの訳分からん修理のおかげでドツボにハマったこちらのタンクのマウント、あーだのこーだの考えた末、タンク側のネジ穴をズラすとしてもと~っても大変な作業になる上に塗装もやり直しとなるのでタンク側の加工はせずにブラケット側を加工する事にしました。50年代なのでブラケットが取り外せるのが不幸中の幸い。
両側カットした後、片側約8mmずつ延長してマウント位置をこのタンクのネジ位置に合わせました。
裏のリブも再現。というかウチでやった訳では無く外注さん任せなので正しくは再現してもらいました。
位置も完璧。黒く塗装してしまうと全く分からなくなってしまいますがこのタンクに限ってはマウントが出来るようになりました。しかし将来、タンクを他のに替える様な事になった場合、全くもって位置が合いません。
そん時はブラケットごと交換になりますがそんな先の事を考えていても仕方が無いのでココはこれにて一件落着とします。
オーナーさんはヤフオクで買った車両が実はこんな事になっていて修理を請けた当方がこんなに苦労して修繕しているという事実には全く気付いていないのが非常に悲しいのですが言っても仕方ないのでそれに見合うだけの修理代を頂いて良しとする他御座いません。