千葉のMさんからご依頼されたトラカブのエンジンO/Hですがクランクケース、クランクシャフト等に致命的なダメージが有り交換を余儀なくされるという内容でした。どうせ交換するならこの際サイドスプリットはヤメてセンタースプリットエンジンの腰下を丸ごと入手してそいつに既存の腰上を組み合わせようと言う事にしました。
ですがトラカブって選んでられるほどマトモな中古のタマ数が残っていないのでこの辺の年式で落ち着きました。
64年サイドポイントケースにオーバルシリンダー&ヘッドの組み合わせ。まずは仮組み。
クランクシャフトの支持も両側ボールベアリングのタイプでコンロッド大端部の径も拡大されてますので耐久性も間違いなくUPします。サイドポイントタイプの純正スポーツカムがもう枯渇してしまっているのが難点ですが。
これでやっとO/Hのスタートラインに立てました。